これからの、とりあえずの、軸

今までのこと、これからのこと
この考え事の、続きです。


私は、「本物」になりたい。
本物って何かっていうと、偽物や借物でないもののことだ。
セロニアス・モンクや、岡本太郎や、モーツァルトのことだ。

定義はすごく曖昧なのだけれど、音楽を聴いたり、小説を読んだりするとき、「本物か、そうでないか」を判別する。
借物の言葉ではないか。誤魔化しがないか。考えることをさぼっていないか。真摯か。切実か。
それを見て、ぽいぽいと二分する。
一度「本物ではない」と判断すると、その人の音楽はもう聴けない。小説も、読む気にならない。

なにがしたくないのか、考えていた。
何に絡め取られそうになっているのか。どうして、弾きたくなくなったのか。
偽物にされそうだったから、と考えるとしっくりきた。
具体的な定義や例はなく、その「偽物」「本物」という言葉自体が、自分の気分をよく表していた。

「偽物」や「借物」は、いっぱいいる。うじゃうじゃ溢れてる。
自称ミュージシャンの演る偽物。小説家志望の書く借物。
そういうものに慣れきって、本物とそうじゃないものの区別がつかないひとがいっぱいいることも、知ってる。
悪いことじゃない。好きなものを好きに楽しむのは。傷付かない範囲で表現するのは。オリジナルになろうとしないのは。
俺はそういうのは嫌だ、ってだけだ。

本物になるためにしなくちゃいけないことは知ってる。
本物に触れること。勉強すること。作品を作ること。
そういうことを死ぬほどやって、ようやく何者かになれる。
スポ根は好きだ。ジャンプも未だに毎週買ってる。
友情・努力・勝利で頑張りたい。いや、うぬぼれ・努力・運、だったか。

そして、本物を愛する人たちが、まだ世界にたくさんいるっていうことも、信じてる。
そういう人たちに、自分の音楽を、聴いてもらいたい。届けたい。
あなたたちに聴いてもらえるなら、きっと、なんだって出来る。





2014/05/20 05:33 | 自己紹介  TOP

仕事のご依頼

仕事のご依頼について

こちらをご覧くださり、ありがとうございます。
お仕事の連絡は、090-6997-9072、又はtanisatsuki@gmail.comまでお願いします。
メールは、チェックできていないことも多いです。
急ぎの連絡は、電話にお願いします。

生のピアノ(アップライトピアノ、グランドピアノ)があればどこでも弾きます。
申し訳ないですが、電子ピアノは弾かないことにしています。
手軽さが求められる昨今ですが、本物にしか宿らないものもあると思っています。


ライブやります。
ジャズライブです。スタンダードからオリジナルまで、ご要望に応じてプログラムを組みます。
一回1万円+交通費からが目安です。
規模・時間によってご相談に応じます。

BGM弾きます。
レストランやバーなど、「ピアノの音があると、雰囲気があっていいよね」という時に。
こちらは拘束時間にもよりますが、一回5千円+交通費から。

ピアノ、音楽教えます。
一回、大体1時間で2千円です(出張の場合は、+交通費)。クラシックのピアノの先生は大島にたくさんいるので、ジャズやポップスを教えます。「好きなあの曲、弾けるようになりたい!」という時に、是非。

文章書きます。
取材記事、コラム等執筆します。こちらは有償で引き受けたことがないので、料金はまだ決めていません。文章力は、このブログで判断してください。文章書くの、好きです。

ここに書いていないことでも、結構なんでもやってみたいです。
料金等も、ご相談に応じます。まずは、お話しましょう。





2014/05/20 04:19 | 自己紹介  TOP

今までのこと、これからのこと

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三蒲の川沿いに舞っていた、ちょうちょ。休んだところを狙って、シャッターを切る。

ずっと、考えていた。これからどうしようか、ということだ。
お金の話で、生活の話で、人生の話だ。
よかったら、ちょっと聞いてくれ。

横浜から周防大島に越して来たのが、もう二年前になる。
2012年の5月。大学が終わってすぐだ。
ただの22歳の女の子だった。仲間内では思考が極端でちょっと悪目立ちするが、未だ何者でもない。
どうしてもピアノが弾きたかった。ピアノが弾けていなかった大学生の四年間は、楽しくなかったわけじゃないけれど、自分とは違う人間だったような気がする。
息を吹き返したかった。
自分に戻りたかった、魂を容れ直したかった。
もっと単純に言えば、「お前なしでは生きていかれない」ということである。
「お前がいないと駄目なんだ、もう一度やり直そう」……格好つけすぎかしらん。

ここへ来る少し前に、旅をした。瀬戸内海のあたりを。そこで一人のミュージシャンに出会った。
田舎で古い家を安く借りて、スタジオに改造して、貧乏だけどのびのび音楽をする。たまに仲間と都会でライブもする。
そういう面白いやつ。よくわからないアフリカの楽器を操っていた。
そういう生き方もありなのか、と思った。
当初は、東京でフリーターでもしながら、細々と音楽やってくかな、みたいな考えだった。要するに何も考えていなかったということだが。
旅から戻って、どこか田舎に住もう、一軒家を借りて、周りを気にしなくていいところで、ピアノを弾こう、と思った。
3歳から、高校卒業まで、ピアノを弾いていた。中学高校は、吹奏楽部だった。どうしようもなく音楽がやりたいことは自分で知っていたが、高校進学の時は音楽より勉強を取ったし、大学の時は音楽より上京を取った。
遅すぎたかもしれないが、ようやく音楽を取り戻せる。
そういう希望を持って、ここへ来た。

結果的に、ピアノは弾けた。
こっちに来た時に世話になった人が「ピアニストの子なんです」って紹介して連れ回してくれたし、一年目の12月に、名古屋の方にグランドピアノを譲っていただいた。
ライブも何度かやった。気にかけてくれる人、ライブ行くねって言ってくれる人、仕事をくれる人も増えた。
ありがたいことだ。
こうやって、ピアノを弾きながら、地域に貢献しながら、ゆるゆるとここで暮らしていけるかな、そうできるといいな、と思っていた。
大島の人たちはみんな優しくて、親切で、いいひとだから。ここは私にとって本当に居心地がいいし、大事にしたかった。すぐ引っ越していっちゃう薄情な人になりたくもなかった。

でも、そういう、いい子でい続けるのは、無理だ。
無理っていうか。当たり前に、全ての期待には応えられないよね、ってこと、なんだけど。

目指すところとして、俺はちゃんと音楽がやりたい。
勉強がしたい。本を読みたいし、体系的にまだまだ音楽を学びたいし、質の高い芸術に触れていたい。
音楽する仲間が欲しいし、師匠も欲しい。
ということになると、今の、大島での貧乏生活では、環境的に全っ然足りないのである。
(大学生のうちにやっておけよ、という声が聞こえる…だが俺の青春は文芸部でゆるゆると費やしてしまったのだ)
身近でどうにかならないか探してみたけど、どうにもならなかった。
未だにこの地域の文化レベルは低い。仲間も師匠も探せなかった。自分が文化的なことを発信・牽引する側に回ろうか、とも思ったけれど、よくよく考えてみたらそういうの向いてないし、やりたいとも思ってない。
なんていうか、移住者や若者の人たちが「大島でいかに生きていくか、盛り上げるか」(周防大島はIターンでやってくる人たちが多くて、面白くなってる島だ)をいつも考えてるから、俺もそれベースで考えてしまっていた。

大島は好きだ。
人と飯と海。何よりピアノが弾ける。
ここのために何かしたいとも思う。喜んでもらえたらいいなと思う。
でも、周りの人のためにピアノを弾くっていうのは無理だ。そういうポップスを、私は弾けない。
万人受けも、地域特化も、どうやら出来そうにない。
器用だから色々やってみたが、やれてしまうからってやりたいわけじゃないし、なにより俺が、つまんない。
なのでやめます。面白くなくてお金にならないピアノのことはやめます。辛いから。
あと前々から周りには言っていたけど、電子ピアノとかシンセとかも基本やめます。そういう音楽がしたくなったら引っ張り出すかもしれないけど。
俺は、俺の音楽が届き得る人たちに向けて、自分の音楽を磨きながらやっていくしかないんです。
そういうことです。

(続く)





2014/05/11 07:23 | 自己紹介  TOP

プロフィール

プロフィール

タニサツキ


mail:tanisatsuki@gmail.com
twitter:tanisatsuki
facebook:satsuki.tani



札幌生まれ、横浜出身。
4歳頃からピアノを始める。
中学で吹奏楽部に入部し、音楽にのめり込むことに。
しかし、結局大学は私立文系に行き、上京したため一旦ピアノから離れることになりました。

大学時代は、当初ジャズ研に所属していたものの、空気が合わず疎遠になりました。
代わりに、文芸部に入って、小説書いたり雑誌作ったりお酒飲んだり。

でも、大学が終わる時に「やっぱりピアノが弾いてないと生きてる感じしない」と思い、田舎へ住んで好きにピアノを弾くことを決意。都会だと、ピアノを弾くために家賃がかかり過ぎるし、お金を払うために働いたらピアノを弾く時間がなくなるだろう、と思ったので。
2012年5月に、周防大島に移住しました。大島は、海がきれいで、魚・みかんが美味しく、人も優しい、いいところです。
2012年12月に、名古屋のとある方からグランドピアノを譲っていただきました。お陰で今では毎日ピアノが弾けています。
大島に引っ越してきて、よかった。

2013年8月に、周防大島の古民家でジャズコンサートをやりました。新聞にも取り上げてもらいました。

島に来て、最初の頃はアルバイトをしていましたが、今は定期的な収入は何もありません。
お金はありませんが、掛け持ちでやっていても埒が明かないので、腹くくってピアニスト一本に絞ります。

というわけで、2014年5月20日から、私はジャズピアニストとして食っていきます。
お仕事がないと飢え死にするので、仕事か、お金か、ご飯をください。
よろしくお願いします。



090-6997-9072
tanisatsuki@gmail.com
〒742-2102
山口県大島郡周防大島町東三蒲1676-2

漢字で書くと谷早都希です。


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2013/05/01 05:40 | 自己紹介COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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